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2026
05Apr

新作舞台『MISSDIRECTION』に臨む! 美弥るりか&七海ひろきインタビュー!

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演劇企画“QQカンパニー”による新作舞台『MISSDIRECTION』が、5月28日~31日大阪・梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ 、6月17日~21日東京・シアターHで上演される。
QQカンパニーは、俳優、声優、歌手等々多彩な活躍を続ける七海ひろきがプロデュースする演劇企画。2023 年に上演された第1弾舞台『THE MONEY -薪巻満奇のソウサク-』の大好評を受け、満を持して企画された今回の舞台は、前作に引き続き、シチュエーションコメディのヒットメーカーであり、テレビドラマや映画などでも人気脚本家として活躍中の保木本真也脚本・演出。さらに9人の登場人物全員が、宝塚歌劇団OGで構成され、とあるBARで目を覚ました女たち全員が「ここにくるまでの記憶を失っていた」という刺激的な発端からはじまるミステリーが、新感覚のクライムシットコムとして展開されていく。

その舞台で主演を務めるのは、宝塚歌劇団で七海の同期生であり、同郷でもある美弥るりか。やはり宝塚退団後、独自の感性で多ジャンルにわたる様々な役柄での舞台出演をはじめ、多彩な活動を続けるだけでなく、自身のプロデュース作品も展開している。

そんなそれぞれが“唯一無二”の存在である二人が、大阪公演と東京公演で結末が異なるという、アナザーエンディングが用意されている新たな作品に臨む想いや、プロデュース公演で得たもの、また互いに感じる魅力などを語り合ってくれた。

結末を知ってからもう1度観たくなる

──あらすじを拝読すると、密室ものミステリーを彷彿とさせる内容になっていますが、まず脚本・演出の保木本真也さんに、七海さんからこんな作品でなどのイメージをオーダーされたのでしょうか?

七海 保木本さんにはこの9人で会話劇のミステリーを創って欲しいというお願いをしました。それに応えて保木本さんからいくつかストーリーのご提案をいただきまして、このメンバーでやるなら、この場所と設定がいいかな?と選ばせてもらったという流れです。

──そこで『MISSDIRECTION』をと選択された決め手はありますか?

七海 まずシチュエーションとして舞台がBARだというところが大きかったと思います。BARという設定がミステリアスな感じと今回の9人にしっくりハマる感覚がありました。かなり色々な設定を出してくださって、学校もありました。

美弥 そうなんだ!

七海 そう、それも面白かったんだけど、やっぱりこの9人には大人っぽい雰囲気が合うだろうと思って決定しました。

──そのBARで繰り広げられるシットコムのミステリーについて、いまの段階で美弥さんが感じていらっしゃる魅力はどうですか?

美弥 台本を読んでまずとても楽しかったです。初めての感覚というか、舞台の冒頭、作品の導入からして仕掛けがあったりするので、もし自分が何も知らずに客席に座ったとしたら、幕開きから少しの動揺と、ここからどうなっていくんだろうという期待とで、様々なことを考えるだろうなと思うんです。そういった意味でもすごくセンスのいい、「新感覚」と書かれている通りの新しいものを味わえる台本になっています。内容については言えないことだらけなのですが(笑)、9人の登場人物がそれぞれにとても魅力的で、役柄の設定や性格が誰一人被らずに描かれているんです。しかも全員が大活躍するので、9人の素敵な一面、個性を見ていただけると思います。ラストは本当に私も「えっ!?」とびっくりしちゃって。

七海 そうそう、驚くよね。

美弥 「そういうこと?!」って。台本を読み進めている間にも、ここはどういうことだった?と前に戻りたくなったことが何回もあったんですけど、実際に舞台をご覧になるお客様はそれができないじゃないですか。と言うことはもう1回観たい!と思っていただけるのでは?との期待もあります。ストーリーとして斬新だし、たくさんの仕掛けが散りばめられていて、それぞれの観方ができる。私自身色々な舞台を拝見させていただいていますが、近ごろ正解はこうですと、全部丁寧に提示されている作品がとても多いなと感じていて。

七海 あぁ、それはあるかもしれない。

美弥 もちろんストーリーのわかりやすさや、登場人物に共感しやすい、ということもひとつの大きな魅力だと思いますが、今回は観ている間、脳も耳も目も忙しいと思いますし、観終わってきっと誰かと話したくなる作品になる、そんな魅力を持っているなと思っています。

──結末を知ってから読み返せるミステリーこそ一流、というのは定説ですから期待が膨らみますが、成り立ちを伺うと、先に9人のキャストの方が決まっていた、あてがき作品ということですよね?

七海 そうです。キャストひとりひとり、保木本さんと何が好きなのか?など、色々な話をしてもらってから、書いていただきました。更にビジュアル撮影にも同席してもらい、キャストそれぞれのオンオフを見てもらいました。その上で、、キャストを活かした役どころを構築してくれているので、それぞれの個性が作品に活きていると思います。

アナザーエンディングで見え方も変わっていく

──七海さんがプロデューサーとして、今回の9人の方々で行こうと思われたのは?

七海 お芝居をやりたいなと思って立ち上げたQQカンパニーですが、ありがたいことに第1弾公演は追加公演や配信もすることになったほど大きな反響がいただけたんです。その時は、小劇場でやりたいという気持ちもあり、5人のキャストで上演しましたが、今回は、劇場も大きくし、人数を増やして公演したいと思って保木本さんに相談したところ「最大で7人から9人くらい」とおっしゃったので「よし、だったら9人集めよう!」とまず人数を固めました。そこからどなたに主演をやってもらいたいか、というところで1番にみやちゃんが浮かんで。みやちゃんがOKを出してくれたらこの話を進めよう、くらいの思いで声をかけたので「出たい」と言ってくれたときには本当に「やったー!」という気持ちでした。あと、第1弾に出演してくださった緒月遠麻さんには、ぜひ今回も出て欲しいという気持ちがあったので、お声がけしました。そして、あと6人の方々にお一人おひとりお願いしていったという形です。

──美弥さんがOKならこの企画を進めよう、というほどのオファーを聞かれて、美弥さんご自身はいかがでしたか?

美弥 ひとことで言うなら本当に嬉しくて光栄でした。第1弾が大盛況で終わっているからこそ第2弾って、ここから先QQカンパニーを続けていく為にすごく大事な公演になりますよね。その機会にカイちゃん(七海の愛称)が一緒にやりたいと声をかけてくれた、その気持ちが何より嬉しかったです。こういうことをやりたいんだという、すごく熱量の高いプレゼンも直接してくれて、そのお話もとても面白くて、これは絶対にやりたい、カイちゃんの新しい挑戦に自分も参加したいと思いました。その後メンバーがどんどん決まっていって、すごく豪華な顔ぶれですし、もちろんみなさんを存じ上げていましたが、実際に舞台でお芝居をするのは初めての方も何人もいらっしゃるので、いまは日々期待が膨らんでいる状態です。

──また作品の結末が大阪公演と東京公演で変わる、アナザーエンディングという斬新な試みも発表になっていますが、結末を知ってから見返す謎解きの醍醐味がある作品ということは、東西で演じ方も変わっていくことになりますか?

美弥 まだ仮の状態ではあるんですが、いただいているひとつのエンディングが、こんな終わり方があるんだ!という意外性があってカッコいいので……

七海 カッコ良かった?

美弥 カッコいいよ。もちろん笑いもありますし、エンタメの素敵な要素が詰まっている脚本なので、これがもうひとつくるんだという期待もありつつ、アナザーエンディングということは、かなり前からそれぞれの動きとか、喋っていない時に考えたり、感じたりすることも変わっていくと思うんです。となると、もうひとつの作品と言えるくらい違うものになるんじゃないかなと想像しているんだけど、どうなっていくの?

七海 具体的にはいま話し合い中で、どこから変わっていくかは決まっていないんだけど、今回大阪公演が先なので、大阪を終えてから東京までの間に稽古も入れられるスケジュールにはしているから、ご覧になる皆さんには見え方、感じ方が変わるように創っていけたらと考えています。

──そうしますと大阪で2回、東京で2回観たくなりますね。

美弥 そうですね、まず是非4回は観ていただきたいです(笑)。絶対に「あれはどうだったんだろう?」という気持ちが1回目をご覧になったあとに生まれると思うので、その答え合わせの楽しさも堪能してもらいたいですね。

「やりたい」という気持ちを1番大事にしている

──お二人共、非常に多彩な活躍をされるなかで、ご自身でプロデュース公演も手がけていらっしゃいますが、新しく開拓していく、創っていく上で大切にされていることはありますか?

美弥 そんなに大きなことは言えないのですが、いつも「この作品に出演して欲しい」というありがたいオファーをいただくことで、お仕事をさせてもらっていて、役を演じる上での自由はすごくありますが、作品としては脚本、演出をはじめとしたすべてが整った最後に、現場に入っていくのが俳優じゃないですか。でも例えばカイちゃんは「お芝居をやりたい」と思い、私は「超大がかりなカラオケ大会がやりたい」と思ったように、自分から発信していく、自分がやりたいと願ったことを実現しようと動くことで、エンタメとして新しく広がっていくんですよね。ですから私は自分がプロデュース作品をやらせてもらう時には、その「やりたい」という気持ちを1番大事にしています。あまり考えすぎると自分がやりたい本質からブレてしまうし、それはお客様にも伝わってしまうと思うので。

七海 私は小劇場でマイクを使わずに生声で届けるお芝居をしたい、という思いでQQカンパニーを立ち上げ、お客様のおかげでご好評のうちに終えることができたので、いつかまたという気持ちをずっと持っていました。それが今回実現するのですが、プロデュースにおいてはみやちゃんが言ったことと本当に同じで、「こういうことがやりたい」という気持ちから生まれたものに、どうやったら肉付けしていけるか、面白くなるかをまず考えます。ただ、それを実現まで持っていくには、周りの皆さんの協力が不可欠ですし、ひとりでは何もできないことなので、自分の願いを皆様と一緒に形にしていけることが、本当にありがたいし恵まれた環境にいるんだなと思っています。ひとつのものを創るのにこれだけの人が携わってくださるんだと実感することで、一観客として観劇していても、舞台の観方も変わってきます。

美弥 本当にそう。膨大なセクションがあって、そのひとつひとつに人を集める、お願いすることからはじまって、話し合って、決めていく課程にどのくらい時間がかかるのかもわかるから、舞台を観ていても準備期間が想像できるようになった。ここまでくるのにどれほど多くの人たちの気持ちが詰まっているかが感じられるし、俳優として出演する側に立っている時にも感謝の気持ちがどんどん強く、深くなるので、私はほんの少しだけど、創る側を経験させていただいているのはありがたいことだなと思っています。

──様々な活動への相乗効果にもなっているというのが素晴らしいなと思いますが、是非この機会に、宝塚歌劇団でも同期生でいらしたお二人がお互いに感じている魅力を教えてください。

美弥 カイちゃんの天下一品のカッコ良さ、その魅力は皆様よくご存じだと思いますが、私たちは宝塚音楽学校の受験前からの付き合いで、一緒に合格して同期生になり、卒業後もこうして同じ舞台に立たせてもらっていて、その長い年月のなかで、カイちゃんはずっと変わらずに温かい心を持ち続けていて、周りへの感謝の気持ちや、気配りを決して忘れない人なんです。それを私は本当に尊敬しているし、カイちゃんのような人間でありたいと常に思わせてくれるのが素敵だなと思っています。

七海 ありがとう。みやちゃんは人を惹きつけるカリスマ性をすごく持っていると昔から思っていて。目が離せなくなる魅力があるんです。これは誰もが持っているものではないし、努力でどうにかなるものでもないなと、私は思っています。そういう人が更に努力を怠らずに年月を重ね、人としてもどんどん成長しているのを会う度に感じるんです。稀有な才能を持って生まれた人が、階段を登り続けているんだな、すごいなといつも思っています。

美弥 ありがとう。カイちゃんの存在はいつも刺激になるし、学びがあるから、こうして一緒に舞台に立てることが嬉しい。

七海 こちらこそだよ!良い作品を一緒に創っていこうね。

──お二人の絆から生まれる新たな舞台を楽しみにしていますが、公演を待たれている皆様にメッセージをいただけますか?

七海 何回も観たくなる作品、そして絶対に観た後に楽しかったと思っていただける作品にします。みやちゃんに主演してもらえる喜びを感じながら私は舞台に立っていると思いますので、その辺りも楽しみながら観ていただけたら。是非劇場に足をお運びください!

美弥 最高の座組が集まりましたし、ストーリーの魅力と共に仕掛けもたくさんあって、きっと皆様が目を離せない、そして心も掴まれるような作品にしたい、きっとそうなるだろうという確信もあります。是非カイちゃんプロデュースのこの魅力がいっぱいの作品、まず大阪からスタートして東京と、1度ならず何度でも観にきていただきたいです。劇場でお待ちしております!

【公演データ】
舞台『MISSDIRECTION』

脚本・演出◇保木本真也
プロデューサー◇七海ひろき
音楽◇湯浅佳代子
美術◇佐藤朋有子(a.p.d.j)
照明◇村山寛和(マーキュリー)
照明オペレーター◇大下ゆい(マーキュリー)
音響◇田中亮大(Paddy Field)
衣装スタイリスト◇桑原ゆき(YKP)
衣装進行◇田畑沙知 鈴木真衣
舞台監督◇澤井克幸(黒組)
演出助手◇山口紗貴 荒山由沙
制作管理◇上野正人
制作進行◇金森優依(ycoment)
企画・制作◇QQカンパニー
主催◇「MISSDIRECTION」製作委員会(関西テレビ放送/MIXER)

出演◇
千歳稚夏:美弥るりか
東堂つぐみ:妃海 風
江上英玲奈:海乃美月
大河内乙葉:緒月遠麻
今泉逸花:帆純まひろ
瑠川莉乃:野々花ひまり
碇 維澄:千海華蘭
ダーリーン・ディアス:羽立光来
仁海 渚:七海ひろき

●5/28~31◎大阪・梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ
●6/17~21◎東京・シアターH
〈料金〉10,000 円(全席指定・税込)
〈一般発売(先着)〉
4/18(土)10:00〜
https://l-tike.com/stage-qq-missdirection/
ローソンチケット L コード:32099

〈公式サイト〉https://stage-qq.com/
〈公式 Instagram〉https://www.instagram.com/stage_qq/
〈公演に関するお問い合わせ〉
info@stage-qq.com (営業時間:平日12:00-17:00)

クレジット
取材・文/橘涼香 撮影/吉原朱美
(美弥るりか)ヘアメイク/永田紫織(aosora)
(七海ひろき)ヘアメイク/新地琢磨(Sui) スタイリスト/藤長祥平
ジャケット¥62,700シャツ¥35,200パンツ¥55,000
(以上サイト/ヨウジヤマモト プレスルーム ☎03-5463-1500)その他スタイリスト私物

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